日本が最不動産において活況だった時代は、高度成長期と言うことが出来るでしょう。多くの人生活が豊かになり、収入も増えたことで、長屋ではなく団地やニュータウンに住みたいと、生活の質を向上させようとする人が増えたのです。団地などは絨毯が敷かれ、ダイニングやリビングが設置され夫婦の寝室や子供部屋も確保されています。まるで西欧式の生活が可能であり、あこがれの住まいと成りました。

そこで行政はニュータウンや団地の建設を急ピッチで進め、そのことで日本の経済も活況になっていったのです。高度成長期から約50年前後を迎え。その建物の老朽化が深刻な問題になって居ます。修繕や建て替えをしなければ、外壁なども崩れ落ちたり、階段に穴が開くなど人にとって危険な状態になります。

しかしすぐさ解体や建て替えが出来るものでは有りません。事前にアスベスト検査を行い行政に申請してから着工しないとならないのです。アスベスト検査は解体業者のほか、不動産業者や所有者にも課されるようになり、それが義務となって居ます。これを怠ると罰則などもあり、必ず実施しなければなりません。

アスベスト検査は解体の際に石綿が飛散し、人の体の中で長根潜伏して中皮腫や肺がんを発症させるので徹底して行わないとなないのです。アスベスト検査は郵便にて検体を採取し業者に送るだけでよいです。検体到着後はX線検査や偏光顕微鏡にて定量や定性調査が行われ、一週間ほどで調査報告が来ます。

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